高齢者事故続出の乱横断とは?読み方や防止柵は必要?

信号無視をしたり、横断歩道のない場所を渡ったりする「乱横断」(らんおうだん)による事故が増えています。

では具体的に乱横断にはどのような事故があり、その防止対策にはどのようなものがあるのでしょうか?

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高齢者の事故が増加

2018年11月に、北九州市内にある交差点で事故が起きました。

70代の男性が赤信号を無視して、横断歩道近くの道路を渡ったところ、青信号に従い走ってきたバイクと衝突してしまいました。

バイクの運転手は転倒し、頭部に全治1ヶ月の重傷を負い、歩行者の70代男性も足の骨を折るケガをしました。

歩行者にも過失責任

警察は歩行者側にも大きな過失があると判断し、歩行者の70代男性を「重過失傷害容疑」で、バイクの運転者は「自動車運転処罰法違反容疑」で書類送検しました。

福岡県内では、歩行者の信号無視が原因の事故で、過失の思い「第1当事者」になったケースは12件あったそうですが、「重過失傷害容疑」に問われるのは異例だということです。

「車の運転者」対「歩行者」の事故では、車を運転している方に過失傷害を問われることが一般的ですが、無理な横断をした歩行者に対しても過失傷害を問うことは、妥当なことだと思います。

2018年の福岡県内の交通事故の死者数は136人で、前年に比べて減少していますが、道路を横断中に車にはねられて死亡した歩行者は51人で、前年より10人も増加していました。

横断歩道が近くにあるのに、利用しない「乱横断」をすることにより、特に高齢者の事故が増加しています。

ではいったい何故、高齢者の乱横断が増えているのでしょうか?

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高齢者による乱横断増加の理由

大阪大大学院の篠原一光教授(交通心理学)は、高齢者の乱横断について次のようにコメントしています。

  • 身体能力が衰えると、横断歩道まで行くのが面倒になり、楽なコースで渡りたくなる
  • 視野が狭くなるなど、認知機能も低下している場合は、危険を確認できないまま横断してしまう

確かに左右の確認もせずに、急に横断を始める高齢者を私も何度か見たことがあります。想定外の動きをするので、本当に危ないと思いました。

ネット上のSNSにも様々な意見が上がっています。

多くの人が高齢者による交通ルールを無視した行動に迷惑しているようです。

これは私が高速道路を運転中に経験したことですが、自転車に乗ったおじいさんが路肩を逆走してきたことがありますΣ(゚Д゚)

どこから乗ってきたのでしょうか?逆走してきたおじいさんがもちろん悪いのですが、自転車で簡単に乗れてしまう高速道路もいかがなものでしょうか?

その後事故が起きたニュースも、逆走しているとのニュースもありませんでしたので、おそらくそのおじいさんは無事だったと思います。

防止対策は?

乱横断の問題にしても、高齢者だけの問題と考えるだけで良いのでしょうか?私達もいずれは年をとり、高齢者になっていきますので、明日は我が身ですね。

なにか具体的な対策はあるのでしょうか??

横断防止柵

出典 https://www.jfe-kenzai.co.jp

乱横断を防止するために「横断防止柵」が多くの場所で採用されています。しかし乱横断の事故が増えているということは、まだまだ設置の仕方が良くないということにもなります。

  • 歩行者を確実に横断歩道へ誘導する防止柵の増設
  • 陸橋にエレベーターを設置する
  • 高齢者向けの交通ルール講習
  • 自転車の免許制度導入

乱横断による事故を未然に防ぐには、歩行者や自転車運転者が交通ルールを遵守することはもちろんですが、道路や法をきちんと整備していくことも重要ではないでしょうか?

事故を起こさない、事故に遭わないためにも、しっかりと考えていくべき問題ですね。

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